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Vol.0021 Twitterが災害対策用の新機能を追加!災害が続くインドで国民の頼みの綱となるだろうか?

インド政府とTwitterが協力して正確で速やかな情報発信

インド政府がTwitterと協力して災害情報を発信

インド大手経済メディアのThe Times of India社の2020年7 月15日付報道によると、マイクロブログプラットフォームのTwitterはインド国家災害対応機構(NDRF:National Disaster Response Force)と共同で国内のユーザーを対象に『専門検索プロンプト機能(Dedicated search prompt)』を追加したようです。

今回の新機能ではユーザーが災害に関する情報を検索した場合に、災害援助や被害状況の最新かつ正確な情報を即座に入手できるようになっています。現段階では英語とヒンディー語に対応しており、例えば“#cyclone(サイクロン)”“#DisasterRelief(災害援助)”“#earthquake(地震)”などのキーワードを検索した場合に政府公認のサイトにつながり、最新データを入手できるといった仕組みです。新機能の追加によって援助を必要としている人が、誤った情報に惑わされることなく、簡単に信頼のある関連機関と連絡をとることが可能になりました。

様々な情報を速やかに正確に伝えるサービスを目指して

新型コロナウイルスへの不安が続く中、サイクロンや洪水などの災害も続いているインドにとって今回のTwitterの新機能は便利かつ、今後なくてはならない存在になると思います。試しに「Bangalore Corona」で検索してみましたが、インド保健家族福祉省(MoHFW:Ministry of Health and Family Welfare)のページにつながり、感染者数などの最新情報だけでなく、新型コロナウイルスの症状や症状が出た時の対処法、また連絡先などの情報を確認することができました。

検索エンジンで調べる場合、情報が錯綜しており実際に正しい情報か否かを判断するのは難しく、また政府公認のサイトが莫大な情報に埋もれてしまっていてたどり着くまでに時間がかかる、あるいは正式名称で検索しないとたどり着けないなどといったデメリットがあります。

実際に緊急時のことを考えると、冷静な判断に欠けてしまうと思うので即座に信頼のある情報を入手できることは心強く思います。新型コロナウイルスやその他の災害などネガティブなニュースが続いていますが、それに対応して次々に新サービスが発表され、テクノロジーの発展が進んでおり、インドの成長スピードを肌で感じることができています。

Source:Twitter、専門検索プロンプト機能を追加

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